幸せになる家探しワークブック
割高か割安かを見抜く

気に入った物件が割高か割安かを判断するにはどのようにした ら良いのでしょう?
ヒントは「単価」にあります。まず最初にその物件の単価を 割り出してみてください。
不動産や住宅の営業マンは通常物件の話をするときに総額は余り重視しません。
例えば「○○マンションは今いくら位ですか」なんていう時 に必ず坪単価や㎡単価に引きなおして「それ安いねー」とか「ちょっと高いっちゃない」なんて会話をしています。土地の場合も同様です。
ただし戸建ての場合は建物の評価によって変わってくるので、 単純に単価を計算は出来ませんが・・・
私などは職業病でしょうか、なんでも単価を出す癖がついて、 気がつくと無意識の内に電卓をたたいたりしています(笑)
あなたは坪単価でも㎡単価でもどちらでもかまいません、計算しやすいほうでやって見て下さい。基準を作ることが大事なのです。
やり方は単純に
【土地】売買金額÷土地面積(土地坪数)
【マンション】売買金額÷専有面積(専有坪数)
で簡単に割り出せます。
同じマンションや同じ町内の物件情報が複数あれば、そこから平均値を割り出すことも出来ます。
そうすると、平均からその物件がどのくらい高値にあるのか安値にあるのかが分ります。 ただし、「安い=お買い得」かどうかは分りません。
やはりどんなものでも安いものには安いなりの理由があるものです。不動産も例外ではありません。
特に不動産は家電品などと違って世界に二つと同じものは有りませんので、お買い得かどうかの判別が一層困難です。
そんな時にステップ4 で養った不動産を見る目が生きてきます。
【ステップ5】
単価や平均値を出して物件の価値を数値で把握しよう!